2003 年 6 月の日記

お仕事の関係で、ちょっと Multi TIFF を作成する必要があったため、これを作れるソフトを探してみたら、いくつか見つかったのでとりあえず二つ試してみる。

1 つめの Visual T++ の方では、圧縮形式をサポートせず。まぁ、これはあまり致命的という訳ではないので、とりあえずテスト用の画像として使ってみることに。

で、出力させてみた画像の IFD を覗いてみると、いきなり一つ目のエントリの Tag ID が 65534 とか付いていてがっくし。あの、The entries in an IFD must be sorted in ascending order by Tag じゃないんですか……。

ということで、早速仕様を満たしていない画像が出来上がっちゃったりしていたり。

2 つめのは、作り方はわからないものの、とりあえず変換はできるみたいなので ACDSee 5.0。無圧縮の画像を G4Fax 形式で圧縮をかけた画像に変換してみる。

で、出来上がった画像は……そもそも Image File Header の 4 ～ 7 バイト目にある first IFD offset の値が不正なのですが……。

いきなりハズレくじを引いてしまったのかなんというか……。

とりあえず、TIFF なんて元の情報を一切欠落させずに結合できる仕様になってるのだから、わざわざ無圧縮に変換せんでも結合できるようにしたほうが便利だと思うのですが。> Visual T++

要求的には、既存の TIFF 展開処理が遅いので書き直して、という要求なので、車輪の再開発感たっぷりで、ちょっとやる気でなかったり。まぁ、面白い事は面白いのだけど。

まぁ、入れてみよう、ということで VMware Workstation 4 を買って来て、そこへ Red Hat Linux 9 を入れ、SE Linux 化してみる事に。

kernel のバージョンも一緒だし、これが一番楽だ、とも言われていたので、とりあえず policy/users を書き換えて make quickinstall。

……ん～、途中で build こけるなぁ。じゃあ、一度消して、最初から手動で試して……。

……ん～、何度試しても、libsecure/src の下を make しようとするとこけてしまうなぁ。

面倒だから、放置して次行った時にでも聞いてみよう。

なんか知らないけど、Red Hat Linux を使った場合、何かしらかならず問題に遭遇するような……相性悪いなぁ。(涙)

まだかなり考慮の余地はあるものの、とりあえずサイトコンテンツ更新用の XSL スタイルシートを書いてみる。

前にざっくり書いたものより、かなり情報がまとまった感じ。

HTML を前提にしているだけに、そのまま HTML を文書の部分に書いているのをどうにかしないとダメかな。

DocBook/XML の website を使おうかとか思ったけど、はっきり言って、めんどくさ。DocBook のは、とんでもない HTML を出したりするのがあるからいまいち信用できないし。

あとは、make で簡単にサイト全体を更新できるようにする、かなぁ。これが結構面倒な感じはあるけど。

とりあえず、カレントディレクトリの文書については make でほいっと生成できるようにはしたし。

課題点としては、最終更新の情報を各文書の summary から取得して RSS に出力したりとかかな。

link 情報を一つにまとめることができるようにする必要もある予感。

まずは make 一発でサイト全体のコンテンツ更新ができるように、かな。そうしたら cvs commit したら make 走らせるようにしたら自動的に更新、とやれるし。

サイト全体の一括更新は bsd.subdir.mk を使って解決。あ～、これは楽すぎ……。